駒場で「食」を考える・全学自由研究ゼミナール

東京大学教養学部のゼミ『駒場で「食」を考える』から情報を発信するWebサイトです。

駒場でフレンチ!

公開日:2010年11月24日

投稿者:野崎

はじめまして、食ゼミ学生中、紅一点の野崎です(^^)

といっても、学生自体が4人ですが・・・(笑)

さて、11月18日のお昼に、食ゼミメンバーでルヴェソンヴェール駒場に行ってきました!

ルヴェソンヴェールは駒場キャンパス正門を入って左に曲がり、ずっと進んだところにあるフレンチレストランです。キャンパス内にあるものの、なんとなく敷居が高い気がして入ったことがなかったのですが、今回は授業の一環ということで初めて食べに行きました。

行ったのは午後1時ごろだったのですが、女性を中心にけっこうお客さんが入っていました。

ただ、やっぱり学生らしき人はあまりいなかったように思います。

メニューを見ると、ランチは800円の日替わりでA-肉、B-魚、C-パスタの三種でした。

学生には昼食に800円は少し高い気がしますが、たまには友達同士でランチしに来るのも悪くないと思いますよ!

とはいえ、この日は授業ですし、先生から好きなものを頼んでよいと言われたので(笑)

ブランダード(¥1300)という白身魚を使ったグラタン風のお魚料理と、

イチジクのコンポートとバニラアイスクリーム(¥500)

をいただきました!

ブランダード写真

ブランダードはフランスでは家庭やカフェでもよく食べられるメニューだそうです。

初めて食べましたが、とっても美味しかったです!

デザートをいただきながら、シェフにお話を伺いました。

ルヴェソンヴェール駒場には、キャンパス内という立地上、大学の見学や会議のため訪れる外部の方も多く、国際化が進む昨今は外国から来た方も多くいるそうです。多様なお客さんのなかには、イスラム教の教義で豚肉が食べられない方や、ベジタリアンの方、またアレルギーをお持ちの方もいるそうです。

その方々に対応するため、どこまでならOKでどこからがNGかをきめ細やかに訊ね、それに合わせて料理をつくることも多いとか。

イスラム教の食事に関する規定はとても厳しいので有名ですが、食べるのを許されている「お祈りをしてから殺した鶏や牛」の中でも、お祈りの強さの度合いで段階に分かれていて、それも指定があれば手に入れて料理に使うそうです。

本当に相手に合わせた料理を作ろうと尽力なさっているのですね。

野菜だけのフルコースを出したこともありますよ!」と楽しそうにおっしゃるシェフに、

料理人としてのプロ意識と、料理で人を幸せにすることへの愛を感じました(^^*)

明日のお昼はルヴェソンヴェール駒場に行ってみてはいかがですか?

(文・写真:文科三類1年、野崎怜香)

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