LGBTへの肯定的な論調が生まれている現在では想像もできない差別・問題が、20年前にはありました。
長年活動を続ける性的マイノリティサポート団体が、どんな問題にどう対処したか。若者世代は、今後想定される問題に上の世代の知見をどう生かすべきか。
考える場として、所属や世代を超えた新たなつながりを作り協力関係を構築する契機となるよう、LGBT世代間懇話会実行委員会との共同で本シンポジウムを開催し、当日は約80名の方々にご参加いただきました。
LGBT世代間懇話会
日時:2017年10月7日(土)
第一部 シンポジウム 13:30~16:00(開場13:15)
第二部 情報交換会 16:00~17:30
会場:東京大学駒場I キャンパス
第一部 21 KOMCEE East(2階)K211教室
第二部 21 KOMCEE West MMホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html
参加費:無料
主催:東京大学教養教育高度化機構・LGBT世代間懇話会実行委員会
イベント概要:http://kokucheese.com/event/index/486978/
プログラム
13:30~16:00 第一部 シンポジウム「性的マイノリティサポート団体のこれまで・これから」
長年にわたり性的マイノリティサポート団体を運営してきた方々を招き、パネルディスカッションと質疑応答を行います。
第1セッション:これまでの各団体の歴史
各団体の歴史を通じ、上の世代が直面した差別や問題・その解決策をお話しいただきます。
第2セッション:社会的背景
性的マイノリティの活動へ影響を及ぼした、日本社会の背景を探ります。
第3セッション:LGBTを取り巻く現状
性的マイノリティへの根強い差別を知り、前2つのセッションで学んだ事例を今に当てはめて考えます。
第4セッション:これからの展望・提言
偏見と差別をなくすための、具体的取り組みを提言します。
第5セッション:フリートーク・質疑応答
若い世代の参加者の疑問に答え、世代間の闊達な議論を行います。
16:00~17:30 第二部 情報交換会 ―サポート・事業・つながりをひとりひとりへ広げる―
参加者の行っている活動・事業・研究等について話してもらい、全体でシェアすることで、新しい協力関係を作る場とします。
*活動・事業等を紹介するフライヤー等があれば、お持ちいただいて配布していただくことができます。