全学体験ゼミ:ソーシャルビジネスの為のプロジェクトマネジメント
公開日:2012/05/16
投稿者:sakaguchi
21KOMCEEの特徴を活かした授業の様子を紹介します。
ソーシャルビジネスの為のプロジェクトマネジメント
―創造的協働に向けたチームビルディング ―
- 授業科目
- 全学体験ゼミナール
- 開講時期
- 2012年夏学期
- 担当教員
- 坂口菊恵(教養学部教養教育高度化機構)
- 授業協力者
- 安部敏樹(総合文化研究科 広域システム科学系修士2年)
- ジュニアTA
- 小林杏奈(工学部都市工学科都市計画コース4年)
本ゼミでは「社会の現在と未来」を縦断的に考えて実際に行動に移すことを実践してもらいます。大学の授業では“社会のこれまで”を考えることが多いので、その部分は通常の授業とは異なるかもしれません。21世紀のこの先を担う皆さんが、持てるアイディアを実際に行動に移すときに必要な視点・スキル・仲間などを得られればと思います。
第1部:個別の社会問題のレビュー
社会全体の流れと各論としての社会問題・行政課題の紹介を行い、今後の社会の価値観の変化に対しての切り口を提供します。各自が社会問題の切り出し方を考える視点を養うことを目的とします。
各チームでテーマとするトピックに関して下調べを行い、プレゼンを行います。
全員が必ず一度はプレゼンに参加します。チーム全員で一つのストーリーを持った、聴く人を惹きつけるトークにまとめることが要求されます。
プレゼンは一度の授業時間内に2つのチームが競うコンペ形式で行われます。
授業時間の後半は、チームビルディングの方法についてレクチャーを行います。
第2部:社会課題への協働
地域へのフィールドワークの仕方や、扱う問題の関係者へのアポイントメントの取り方を学び、社会問題の現場に参加します。
またスタディツアー作成・新規事業提案作成など、社会に対しての問題提起を行っていきます。
成果物としては以下のものを想定していますが、学生の希望も聞いた上で決定します。
- 学会での発表
- スタディツアーの実施
- 社会問題のレポートを集めるサイトへの記事の提供
- 社会に対しての議論の設定(webサービスを構築予定)
21KOMCEEで開かれる授業紹介(東京大学新聞2012.4.17号より)
公開日:2012/05/11
投稿者:kimoto
21KOMCEEで開かれる授業のいくつかをご紹介致します。
詳しくは2012年4月17日の東京大学新聞に掲載されております。
1.全学体験ゼミナール「21KOMCEEを活用する学生ワーキンググループ」
開講場所:K303/開講時限:金曜五限
担当教員:坂口菊恵(教養学部教養教育高度化機構)
司会:木許裕介(教養学部地域文化研究学科フランス分科四年)
★21KOMCEEという場所を利用するルールを考えつつ、Early Exposureをキーワードに、受講生が様々なイベントを実際に企画・運営していくことを目的とする。
2.全学自由研究ゼミナール「環境の世紀18 これから食とエネルギーの話をしよう@KOMCEE」
開講場所:K302/開講時限:火曜五限
担当教員:飯田誠(先端科学技術研究センター)
授業責任者:森翔瑚(教養学部理科一類二年)
★環境問題に取り組む学生団体、環境三四郎が企画・運営。専門家の講義とグループワークを組み合わせ、インプットした知識を消化して自分の意見を発信する力を身につけることを目指す。
3.全学体験ゼミナール「Groupwork of Future -テクノロジーでつくる未来の教室-」
開講場所:K201/開講時限:月曜五限
担当教員:苗村健(情報理工学系研究科)
★21KOMCEEが常備するデジタル機器や無線インターネット環境を活かし、最新のデジタル技術を用いたグループワークを行う。理系文系問わず、コンピューターを使う力を鍛えることも目標。
4.全学自由研究ゼミナール「科学コミュニュケーション -新しい時代の新しい教養」
開講場所:K201/開講時間:木曜三限
担当教員:山邉昭則(教養学部教養教育高度化機構)
★前半五回は講義、後半は学生たちがグループを作って議論し、プレゼンテーションを行う。
対象は理系に限らず、科類の異なる学生同士が自ら学び合うことを通じて、科学コミュニケーションの現在と未来についての幅広い議論を行う事を目標とする。