地下一階・機械室
公開日:2011/09/14
投稿者:hayashi
普段中々目にすることができない、地下一階の機械室を見学してきました。
この機械室には、下記の機能を支える設備が配置されています。それぞれが、どのような役割をしているかまでは、理解できていませんが、快適な環境にするための空調設備です。地中熱と地下水の温度差を熱交換器を介して、冷暖房する仕組みになっています。
・地下熱・地下水利用ヒートポンプ空調システム
この空調システムは、一年を通じて、安定した温度16~17度の地中熱・地下水を利用して、空調を行います。外気の熱を利用するよりも、高効率となり省エネルギー化が期待できるとのことです。
(教養教育高度化機構 林)
地下一階・レクチャーホール工事進行中
公開日:2011/09/12
投稿者:hayashi
地下一階のレクチャーホールの備え付けの椅子と机、プロジェクターの設置工事が10月5日(水)の一般公開に向けて進行中です。約200の座席があり、地下広場からもレクチャーホールの様子をうかがうことができます。また、全学共通無線LANサービス(utroam)が提供されており、インターネットに接続可能です。
プロジェクターが2台設置されます。また、スクリーンは、通常のホワイトスクリーンよりも鮮やかなコントラストを生み出す「外光吸収構造」のスクリーンを採用しています。これまでのスクリーンよりも、照明などの環境光などを吸収し、鮮明な映像を見ることができます。プロジェクターの接続端子は、VGA端子に加えて、HDMI端子を追加しており、デジタル化に対応しています。
工事状況は、今週にレクチャーホールの工事が完了して、残りはスタジオ教室の什器納入を残すのみとなりました。
(教養教育高度化機構 林)
21KOMCEEとサステイナビリティをテーマにした自由研究ゼミナール
公開日:2011/09/06
投稿者:sakaguchi
2011年冬学期には、21 KOMCEEとサステイナビリティをテーマにした全学自由研究ゼミナールも開講されます。
タイトルは「理想の教育棟」から世界標準のサステイナブルキャンパスを考える。
魅力的な講師陣が予定されています。
また、ヨーロッパへのフィールドワークも計画しています。
授業の詳細については、ZEBLOGの記事を参照して下さい!
(教養教育高度化機構 坂口)
博報堂とのパートナーシッププログラム受講者募集!
公開日:2011/09/02
投稿者:sakaguchi
今年10月に21 KOMCEEの利用が開始されます。現在、電気設備の工事などが進められています。
建物の利用計画もしだいに明らかになってきました。
こちらは、博報堂が東京大学と連携して行う商品やブランドなどの新しい価値を発想・構想する特別プログラム「ブランドデザインスタジオ」です。
参加を希望する方は、9月27日(火)と10月3日(月)に駒場17号館のKALSで説明会が開かれますので、忘れずに参加して下さいね!
(教養教育高度化機構 坂口)
「理想の教育棟」内覧会
公開日:2011/07/27
投稿者:hayashi
6月30日・内見してきました!2
公開日:2011/07/01
投稿者:sakaguchi
この記事では、1階以上の教室設備をご紹介します。
こちらがスタジオ教室(中)です。壁一面がホワイトボードになっているのです!
これは別のスタジオ教室です。扉の周りまで、ホワイトボードがはられています。
天井には地下水を利用した放射冷暖房のためのパネル、LED照明、湿度計・照度計といった省エネルギーを実現するためのさまざまなセンサーが並んでいます。
窓には太陽光を適切な量だけ取り入れるように採光を制御するルーバー(小さな穴の空いた板)が設置されています。夏と冬ではルーバーの回転向きが逆になるそうです。建物に入れるようになったらチェックしてみて下さいね。
ルーバーを間近で見たところです。穴の空いた板を少し距離を置いて貼り合わせることで、角度によって効果的に採光を調節できるようになっているんですね。
すき間からはM.M.ホールの上の屋上緑化が見えます。
窓ガラスに取り付けられた温度センサーです。窓は断熱効果を高めるために二重、三重になっているため、外気側と室内側では温度が大きく異なります。そのため、温度センサーは外側と内側の両方に設置されています。
スタジオ教室(中)の外、廊下側はミニ倉庫になっていて機材を収納することができるのですが、その周りの壁は樹脂のボードが金属の枠で覆われたパネルになっていて、磁石や画鋲で掲示物をはることができるようになっています。
スタジオ教室(大)です。こちらも壁の一面がホワイトボードになっています。ホワイトボードの向きがスタジオ教室(中)とは逆ですね。
スタジオ教室(大)の廊下側の壁面です。廊下側に倉庫がないので、ガラス張りの面が広くなっています。
スタジオ教室(中)も、出入り口は同じようにガラス張りになっており、中の授業の様子を廊下から見て取ることができます。
こちらは太陽光パネルです。廊下の窓から見える位置のためか、平置きになっていますね。
こちらはエントランスの上階に位置するラウンジから望んだシンボル・ツリーのクスノキです。
なかなか迫力があります。
オープンスタジアムを2階のキャットウォークから見たところです。
身体運動の解析などに使われる部屋であり、壁面が鏡になっています。
一階に降りてみました。鏡には取っ手が付いていて開くようになっており、後ろはもの入れになっています。
オープンスタジアムの天井部分です。
カメラなどの機材がつり下げられるように、すのこ状になっています。
エントランスホールの側面のガラス壁です。換気のための細長い窓がつけられています。
エントランスホールの天井と側面です。
明かりは間接照明になっていて、壁面はマグネット・画鋲で掲示のできるパネルになっています。
いかがでしたでしょうか。
什器(机、椅子など)が入った状態をお伝えできるのは9月中旬以降となる見込みです。楽しみにお待ち下さい!
(文と写真: 教養教育高度化機構 チーム形成部門 坂口菊恵)
6月30日・内見してきました!
公開日:2011/06/30
投稿者:sakaguchi
私が理想の教育棟の内部に入るのは、昨年の12月末以来です。
内装ができてきてからははじめてです。現在は電気系統の配線ができてきたところで、機材もまだ設置されていないものが多いですが、内部の様子を一足先にご覧下さい!
これは地下1階、オープンスペースアリーナ横の前の広間(ホワイエ)です。
カフェテリアに導くように照明が配置されているんですね。
奥にはカフェテリアの厨房が見えています。
たくさん集まると、こんな感じです。一つ一つは、小さいんですね。
こちらがオープンスペースアリーナに設定されている照明オブジェ「輝迸(きほう)」です。
外の景色とマッチしていてきれいですね。
これがレクチャーホールの中です。収容人数は18号館ホールより少し少なめ(固定席215席+スタッキングチェアー)で、室内が明るくても液晶プロジェクターの画像がくっきり見えるジェットブラックスクリーンを設置しています。
スピーカーはまだ付いていないようです。
床の金属の円盤の中にはコンセントが収納されていて、電源を取ることができます。
スクリーンが上がっていれば、レクチャーホールから地下広場を見渡すことができます。
戸を開けて外に出ることができるんですね。
地下1階ホワイエに設置されているエコ見える化ディスプレイです。ほんの少しですが、左右に動かすことができます。
理想の教育棟のコンセプトの一つである「ZEB (Zero Energy Building)」にもとづき、建物の消費・発電電力や節電状況のデータが表示される予定です。
オープンスペースアリーナにも2面ディスプレイがあります。
DVDを映したり・・・
ウェブサイトを表示したり。
あらかじめ特定の機器を備え付けてあるのではなく、使用者が持って来た機器をなんでもつなげるように配慮されています。
こちらはM.M.ホールを下から見上げたところです。横にシンボル・ツリーのクスノキが見えます。
全体的にはこんな感じです。外の景色がきれいですね。
ただこのホールはガラス張りなだけに、空調無しでは少々蒸し暑かったです。
次に続きます!
(文と写真: 教養教育高度化機構 チーム形成部門 坂口菊恵)
ホール試験点灯
公開日:2011/05/21
投稿者:naokitone
5月20日の19時ごろから、ホールの照明が試験点灯されました。
今までに見たことのないような形の照明に、どのようになるのか施工の段階から気になっていました。
ここから点灯の様子をお伝えします。
全面ガラス張りのホール。美しい照明が目を引きます。
天井から吊るされた円形の照明に、側面から上方を照らすカラフルな照明が調和し、芸術的な趣を呈しています。
夕暮れのキャンパスで刻々と色の変化する様子に、多くの学生が足を留めて見上げていました。
なお、「理想の教育棟」では、全館で省エネルギーの LED 照明が採用されています。
照明を含めた ZEB 技術については、本サイトのこちらをご参照下さい。
また、照明をデザインされた石井さんの特別インタビューも公開されています。ご一読をお勧めいたします。
最後に、照明の変化する様子を動画で撮影しましたのでご覧下さい。
(音が出ます)
(写真・文 刀根直樹)