21 KOMCEE

NEWS blog

11月8日・火花散る工事現場

公開日:2010/11/08

投稿者:Yasutaka Eida

鉄は、ただ組み上げるだけでは互いに接着しません。パーツを組んだら、それを固定する必要があります。その方法の一つに溶接があります。

この日は夕暮れ時の撮影だったのですが、暗がりの中、あちこちで溶接の火花が鮮やかでした。

かなり離れた位置から見てもまぶしいくらいで、念のためカメラには紫外線を遮断するフィルターをつけて撮影に臨みました。

溶接が不適切だと接合部が脆くなり、時には何年も経ってから破壊に至ることもあります。いま現場で行われているこの溶接も、安全のためには妥協が許されない神経の張り詰める作業のはずです。みなさん、溶接しては確認、を繰り返しておられました。

いくらテクノロジーが発達したとはいえ、一つ一つが一品ものであるビルの建設では、自動車の生産のように溶接ロボットなどを使うことはできません。

こうした地道な作業を見ていると、どんなハイテクなコンクリートの建物でも、気の遠くなるような手作業の結果として出来上がるんだなぁ、としみじみ感じます。

(写真と文・栄田康孝)

11月5日・もうあんなところ

公開日:2010/11/05

投稿者:Yasutaka Eida

いつもの撮影場所、9号館の屋上に上って、異変に気づきました。

いつもなら、建設現場に一番近い場所に行かないと、鉄骨の一つも見えなかったのです。

それが、今日は・・・!!

ついに屋上から見上げる位置まで建設が進んでいます!

相変わらず高所で平然とされている鳶職の皆さん。自分があの場所に立ったら、いくら命綱があろうと足がすくんで一歩も動けない気が・・・。

そして、神業のクレーンも健在です。クレーンで吊っているあの鉄骨って1本で何トンくらいあるんでしょうか? しかも、それを一気に2つ吊るって・・・!

クレーンを操作する人はもちろん、あの鉄骨をバランス崩さないようにクレーンの先にセットする人もスゴイ! 物理は頭ではわかっても、風でバランス崩したりしないのかな・・・とか、何も知らずに見ているこっちはいつもハラハラものです。

さあ、この高さまで組み上がって、撮影する僕の方も別の意味で問題が。これ以上建設が進むと、もう9号館の屋上からは全体を望めなくなります。困った・・・。どこか別の場所を探さなきゃ。

(写真と文・栄田康孝)

【自己紹介】はじめまして!

公開日:2010/11/04

投稿者:Yasutaka Eida

はじめまして。このブログを更新しています栄田康孝です!

これまでは趣味で駒場キャンパスの写真を撮っていたのですが、「理想の教育棟Web班」のリーダーである木許君に声をかけていただき、今はこちらで写真やビデオ撮影全般を担当しています。(進学先は工学部)

わかりやすく親しみやすい記事作りを心がけていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

さて、せっかくの機会ですし、僕らのチームの仕事内容を簡単にご紹介しましょう。

「理想の教育棟Web制作チーム」は、教養学部・教養教育高度化機構チーム形成部門の部屋を間借りして、日々活動しています。皆様に「理想の教育棟」の全貌を少しでも多くお伝えするため、班内では多岐にわたる活動が行われています。たとえば、関係者の方へのインタビューや、公式Webページの制作、建設現場の写真撮影などです。全体の定例ミーティングも毎週行われます。

また、「理想の教育棟」に設置されるZEB(ゼロ・エナジー・ビルディング)技術は、理想の教育棟が完成した後もモニターを続けていく予定です。そのため、ZEB関連の広報を担当する班は、Web班とは比較的独立して動いていて、こちらは息の長い活動になる予定です。

このように総勢十数名のスタッフで、少しでもわかりやすく理想の教育棟の情報をお伝えするため精力的に活動しています。

駒場の新しいシンボル「理想の教育棟」は来年冬学期には供用開始の予定です! 皆さん是非楽しみにお待ちください!

10月29日・計測の力

公開日:2010/10/29

投稿者:Yasutaka Eida

今から4000年以上前、エジプトでクフ王のピラミッドが建設されました。

このクフ王のピラミッド、現代の技術にも引けをとらないほど非常に精密に建造されていると言われています。その後崩れることなく3500年以上にわたって世界で一番高い建造物であり続けられたのは、非常に高度な計測技術を駆使して建造されたからに他ならないでしょう。

建築において、計測することの大切さは、もちろん今も変わりません。特に、日本は地震大国ですから、抜け目なく精密で正確な測定を行いつつ建設しなければなりません。

計測機器を持った人を現場の中で時々見かけたのですが、クレーンを動かしたり骨組みをくんだりする仕事よりはずいぶん地味に映ります。しかし、設計図通りにモノができあがって初めて、事前の構造計算やシミュレーションは意味を持つのです。建物の安全性を保証するためになくてはならない重要な仕事です。

現代建築は、まさに熟練の技巧と最新のテクノロジーの融合と言えます。こんなに身近なところで、我々が知らない間に様々な技術が使われているんだな、と思いました。

さて、全体の骨組みも、たった4日でこんなにくみあがっています!(右写真)

相変わらず頭上ではとび職の方が慎重に、しかし手際よく鉄骨をはめ込んでいきます。もうすぐ、僕が撮影している9号館の高さを超えてしまうことでしょう。

僕は見てるだけですけど、なんだか感慨深いです(笑)

(写真と文・栄田康孝)

10月25日・建ち始めました!

公開日:2010/10/25

投稿者:Yasutaka Eida

きました! ついに来ました!

敷地の一番北西側のほうから、地上部分の鉄骨が建ち始めました!

クレーンで重そうな鉄骨がつり上げられ、とび職の方の手で次々に組み上げられていきます。張り巡らされたロープに命綱を掛け、高所をものともせず淡々と作業を進めておられます。

そして、クレーンもドンピシャの場所にあっさりと鉄骨を下ろしていきます。見てるこちらが拍子抜けするくらいに軽々と組み上がっていくのですが、もちろん素人にはできない芸当です。本当の「阿吽の呼吸」とはこんな仕事を言うんでしょうね。鮮やかすぎます!

そして、前回撮影したときに注がれていたコンクリートはすっかり固まり、綺麗な白い地面ができています。

理想の教育棟は地下があるので、おそらくこのコンクリートの下は空洞になっているはずです。(僕らはまだ中に入ることはできないので直接見ることはできません。)このコンクリートの下がどのような空間になっているのか、設計に携わった方々のインタビューからで少しずつ明かされていくことでしょう。どうぞ楽しみにお待ちください!

(写真と文・栄田康孝)

10月21日・初めてづくし

公開日:2010/10/21

投稿者:Yasutaka Eida

今日は初めてのことが2つあります。

まず一つ。初めて夜に撮影に行きました。

このところだんだんと日没が早くなってきていましたが、暗くて撮れないだろうと思い込んで、夜には行ったことがありませんでした。

しかし、前回夕暮れ時に撮影に行ったときに案外照明が明るいことに気づきました。これはもしかすると夜に普通に撮影できるのではないか。そう思い、今日は三脚など担いで撮影地点に上りました。

結果、三脚なしで普通に撮れるくらい明るかったです。というわけで手持ちで撮影。夜の工事現場ってなんだかとてもCOOLです!

そして2つめ。初めてコンクリートを流し込んでいる場面に遭遇しました。

右側の全景の写真を見ていただければわかるのですが、ちょうど写真の中央付近。鉄骨のステージの上の車両からホースが伸びてドバドバとコンクリートが流し込まれています。

それにしても、流し込まれたコンクリートってこんなに平らになるんですね。乾く前のコンクリートがライトに照らされて幻想的な雰囲気を醸し出していました。

(写真と文・栄田康孝)

10月18日・鉄筋の切り方

公開日:2010/10/18

投稿者:Yasutaka Eida

今日、ちょっとした発見をしました。

これ(左)です。何をしているところでしょう??

(答え) 鉄筋を切っている (か、曲げている)

知りませんでした! 鉄筋ってこうやって切るんですね-!!

ていうか、テコで切ったり曲げたりできるし、実際に現場でそれをやっているんですね! どれくらいの力で切ればいいかとか、物理の入試問題に出そうです(笑)

そして、前回の記事で言及した銀色のプレートのようなものはさらに増殖しました。ますます気になります。

つい1ヶ月くらい前までは残暑が厳しかったというのに、もう半袖では寒くなってきました。かくゆう僕もちょっと体調を崩しています。撮影場所に上るだけでハァハァ言っている始末。工事現場の皆さん、ホント強いなぁ・・・。

(写真と文・栄田康孝)

10月15日・銀色のモノ

公開日:2010/10/15

投稿者:Yasutaka Eida

銀色のギザギザのアルミのようなものが一面に敷き詰められていました。(ステンレスかな?)

これまで鉄筋だらけでとても歩きにくそうに見えたのですが、この上はとっても作業しやすそうです!

でも、この金属板、一体何に使うものなのか、謎です。地下の天井になるのかなあ・・・?

クレーンは相変わらず9号館の前に陣取っています。一つはまた向こう側に移動したみたいです。

9月はあんなに深く掘っていた基礎部分が、少しずつ地上レベルに近づいてきました。理想の教育棟担当の先生経由で、工期がやや遅れているという情報が入ってきていますが、素人目に見ればこのペースで行けば余裕で来年の冬学期には完成しそうに見えますが果たして・・・。

さて、やや話が逸れますが、建設状況撮影班とは別に、理想の教育棟の建設に関わっている人々にインタビューする班も結成されていまして、そちらの方の活動も少しずつ計画から実行に移されつつあります。取材の内容は、これから少しずつ理想の教育棟ホームページで紹介されていくと思いますので皆様お楽しみに!

(写真と文・栄田康孝)

1 3 4 5 6 7 8 9