FYE

FYE

メニューを開く

東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属
教養教育高度化機構初年次教育部門

HOME >  PRESS&PUBLICATION

2015.06.02トルクメニスタン大使の講演会&国際交流イベント

カテゴリー:イベント

2015年6月2日(火)17:00〜
21 KOMCEE Westレクチャーホール

トルクメニスタン大使の講演会と、本学学生によるトルクメニスタン研修報告会を開催し、100名以上の参加者が訪れました。

前期課程全学自由研究ゼミナール「平和のために東大生ができること」の選抜メンバーは、昨年の夏休みにトルクメニスタンで海外研修を行いました。6月2日のイベントでは、現地で何を見て、現地の学生とどんな議論を交わしたかなど、参加学生が報告を行いました。
トルクメニスタンは永世中立国で、今年はその20周年の節目の年にあたります。研修中の学生ディスカッションでは、現地の学生からの基調講演の一つ目が「中立政策について」でした。アフガニスタンに隣接し、ロシアとトルコとイランという大国に挟まれた国の安全保障・外交政策とは?

在日トルクメニスタン大使の講演と学生の報告会の後には、トルクメニスタンの美しい民族衣装や民芸品を、トルクメニスタンの伝統的料理プロフを召し上がりながらご覧いただく展覧会を行いました。

2015.05.18「国連開発計画による中央アジア地域支援と開発の現状」

カテゴリー:イベント

日時:2015年5月18日(月)18:45-20:00
場所:21KOMCEE K402
講演者:Mr. Jan Harfst, Chief of Regional Bureau for Europe and the CIS, UNDP New York
概要:中央アジア地域(カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン、キルギスタン)は、現在、隣接するアフガニスタンからの米軍撤退、ISILを含むイスラム過激主義の台頭、さらにはロシア金融危機等の影響もあり、地域の安定と発展が安全保障の観点からも重要な問題となっています。
この度、UNDPイスタンブール地域センターにて中央アジア地域を担当するJan Harfst氏が日本政府との政策協議のため来日するのに伴い、同氏を講師として駒場にお招きしました。中央アジアにおける開発課題およびUNDPによる同地域支援の現状についてお話していただきます。
使用言語:英語

2015.01.15国際機関で働くことをテーマにしたワークショップ開催

カテゴリー:イベント

日時:1月15日(木) 18:15-(約90分)
場所:駒場キャンパスK301
欧州復興開発銀行(EBRD)の中沢賢治さんをを講師として、国際機関で働くことをテーマにしたワークショップを開催しました。
将来、国際機関で働いてみたい人、国家公務員など国際機関への出向のチャンスがありそうなところに就職したいと思っている人、国際機関で仕事してる人はどんな人なのか興味がある人向けのイベントです。

EBRDは欧州を拠点に、欧州の東部分を主なプロジェクト対象国とする銀行ですが、日本は創立メンバーであり、高いシェアを誇る重要国です。日本人職員の獲得にも積極的で、中沢さんは2012年のEBRD人事ミッションの一員として来日されたご経験があります。財務省が発行している国際開発金融機関のパンフレットにも登場されています。

2015.01.01内閣府男女共同参画局長講演(学内公開)

カテゴリー:イベント

2015Jan08Takegawa
1月8日(木)16:30-18:00
全学体験ゼミナール「2020 年、人口減少社会の生活環境デザイン:若者と企業の本音 フィールドワーク講座」で、内閣府男女共同参画局長 武川恵子氏にご講演いただきます。

女性活躍推進の政府の取り組みについてお話しいただきますが、教養学部卒業後から内閣府(当時は総理府)でキャリアを積まれてきた武川氏のお話は、学生が将来設計を考える上でもとてもに参考になるはずです。

学内公開、予約不要。
東大駒場キャンパス 21 KOMCEE WEST 302室 までお越しください。

2014.11.29学生企画イベント「僕らが見つめる戦争の記憶」

カテゴリー:イベント

僕らが見つめる戦争の記憶
東京大学教養学部全学自由研究ゼミナール「平和のために東大生ができること」(通称:軍縮ゼミ)では、駒場博物館で行われている「越境するヒロシマ」展のサイドイベントを行いました。「僕らが見つめる戦争の記憶」というトークセッションです。

軍縮ゼミでは、初めて出講した2011年度夏学期から、繰り返し、被爆証言の提示の仕方について検討してきました。被爆証言を崇高なものとして単に英訳して世界に発信することに甘んじるのではなく、それが世代を超えて、あるいは地域を越えて伝わったときに、誤解を産んだり悪意を持って受取られたりする可能性も視野に入れた上で、これから世界を動かしていく世代は、被爆証言をどのように「利用」して何をどのように伝えることで、理想的な世界を作ってゆけるのかを、いろいろな観点からの取り組みやディスカッションを通じて考えてきたのです。

今回のイベントもその流れのひとつです。日本が経験した辛い戦争から2世代離れ、現代に起こっている紛争からも地理的に離れた平和な日本に暮らす、でも明日の日本を背負って行かなければならない若者として、戦争体験や被爆証言とどのように向き合い、どのように消化し、それをどのように表現してゆくのか。岩波ブックレットの『非核芸術案内――核はどう描かれてきたか』の著者で、丸木美術館の学芸員である岡村幸宣さんをお招きして、学生たちがトークを行いました。

2014.07.10二食で復興メニューコンテスト

カテゴリー:イベント

2014July10menu
2014年度夏学期の主題科目である「駒場で『食』を考える」(通称:食ゼミ)の履修生が中心となって、駒場生協食堂銀杏(以下、二食)の10月からの秋の新メニュー開発コンテストを実施しました。
「食による東北復興支援」がこのコンテストのテーマです。「お題」となっている、東北産の3つの食材から1つを選んで、食堂で提供できるオリジナルのメニューを開発し、優勝者のメニューが、秋から二食で提供されました。

応募資格

東京大学に所属する学生および院生(団体での応募も可)
応募の選考は、生協食堂駒場店のスタッフと食ゼミ履修者で作る企画実行委員会により厳正に行われました。

応募上のルール

  • 「コウナゴ」、「サバ」、「サンマ」のいずれかの食材を使うこと。ただしいずれの食材も片栗粉をまぶしてあります。これらは岩手県大船渡市から生協食堂に納品されるものです。
  • 「丼もの」か「定食のメインプレート(一皿)」のいずれかにふさわしいメニューを考案すること。応募の際、「丼」か「定食」かを明記する。
  • 生協食堂駒場店で提供するメニューにふさわしい価格帯の食材を使うこと。

2014.07.01学内開放イベント「Download the Voice ~私は戦争体験と向き合う」

カテゴリー:イベント

2014July01DownloadVoice
軍縮ゼミでは、ドキュメンタリー映画『ヒロシマ・ナガサキダウンロード』竹田信平監督HPをお迎えして、「Download the Voice ~私は戦争体験と向き合う」というイベントを開催しました。
ゲストの竹田信平さんは、2005年から北米在住の被爆者を訪ねてインタビューし、それを『ヒロシマ・ナガサキダウンロード』という作品に仕上げました。国連軍縮部の被爆証言プロジェクトの一翼も担っていらっしゃいます。

修学旅行で広島や長崎を訪れて被爆証言を聞いた(あるいは「聞かされた」)経験や、祖父母の戦争体験を聞いた(あるいは「聞かされた」)学生は多いと思います。その、前の世代の戦争体験をいったいどう受け止め、どう反応し、どう活かせばよいのか悩んだ経験はないでしょうか。
このイベントの企画は、「戦争を知らない私たちは戦争体験に共感しなければいけないの?」という疑問から始まりました。戦争で辛い思いをされた方々の気持ちをないがしろにしようというのではありません。「戦争の話は目に涙をためて同情心いっぱいで聞くべきもの、戦争体験は共感すべきもの」という社会的構成の存在を意識してみようということです。

2年前の軍縮ゼミでは、「日本人の多くが胸を打たれる(はず)の被爆証言が、日本と同じ社会的構成がない国の人たちにどう受け止められるのかを知ろう」というチャレンジをしました。それは、被爆証言を提供する日本国や日本人、日本の組織が、「誰だって感動してあたりまえ」と高をくくっていては、ほんとうに被爆証言を届けたい相手の心に響かないのではないかという疑問からでした。結果、被爆証言は無条件で人類すべての心に平和の鐘を鳴らすものにはなりえない、だから届けたい形で届く努力をしなければならない、ということがわかりました。

軍縮ゼミ(全学自由研究ゼミナール「平和のために東大生ができること」)では、世界の現実を知り、平和のための既存の取組を批判的に検討し、自分たちの役割を、感情ではなくイデオロギーでもなく、論理的に議論しながら見つけてゆくことを目指しています。

2014.06.12国連広報局長をお迎えし、地球規模問題について討論

カテゴリー:イベント

Peter_Launsky-Tieffenthal
日時: 6月12日(木)16:50~18:00
場所: 21KOMCEE K201教室
ゲスト:国連事務次長/国連広報局長 Peter Launsky-Tieffenthal氏
    国連広報センター所長 根本かおる氏
使用言語:英語

軍縮ゼミで、国連広報局長をお迎えして、地球規模問題について議論するイベントを開催しました。

Post MDGsや、Post京都議定書など、国際社会は2015年からの新しい目標作りに取組んでいます。これに対して東大生ができることについて議論しました。