2014年夏学期 テーマ講義:東京大学教養学部

國井修(4月21日)

kunii

國井 修(くにいおさむ)

世界エイズ結核マラリア対策基金 戦略投資効果局長

 

1988年自治医科大学卒業。大学在学中、インドに留学し伝統医学(アユルベーダ)とヨガを学ぶ。フルブライト奨学生としてハーバード大学公衆衛生大学院に留学。東京大学大学院にて医学博士号取得。

内科医として病院勤務後、栃木県の山間僻村で僻地医療に従事。滞日外国人の医療支援のためのNGO,栃木インターナショナル・ライフライン(TILL)を立ち上げ、海外の緊急事態に医療支援を行うAMDAの創設に関わり副代表も務める。

東京大学国際地域保健学講師、外務省課長補佐、長崎大学熱帯医学研究所教授、国連児童基金(ユニセフ)保健戦略上級アドバイザー、ユニセフ・ミャンマー国事務所保健・栄養部長、ユニセフ・ソマリア支援事務所保健・栄養・水衛生部長を経て、2013年3月より、スイス・ジュネーブにある世界エイズ結核マラリア対策基金(通称、Global Fund)の戦略・投資・効果局長。

これまで110カ国以上で保健医療分野における緊急援助、開発援助、調査研究などに従事。

著書に「国家救援医-私は破綻国家の医師になった」(角川書店)、「災害時の公衆衛生」(南山堂)など。

講義の様子

國井修01

國井修02